田内 & NAOTO の
四国パラダイス
「つりどうぐ一休 寝屋川店 店長 田内」
と
「高知県在住 パラダイス案内人 NAOTO」
でお送りする四国パラダイス!
第二回の永瀬ダムリベンジ釣行!
前回の2日目に、バラシ連発で悔しい思いをした永瀬ダム…。
リベンジ釣行を決めていたのですが、台風3号が接近のタイミング…。
予想ルートでは高知県も直撃の可能性大!
4日に四国上陸との事で、3日は問題なく釣りが出来ました。
予定通りに永瀬ダムへ出撃!
しかし、今回も今回でトラブルは起こるものです…。
永瀬ダムの情報はコチラ!
つりどうぐ一休 寝屋川店よりYahoo地図にてルート検索すると…
有料道路優先で335km 所要時間は4時間43分
永瀬ダムの拡大はコチラ
大雨の影響で前回よりも更に濁りが入り、
完全に白茶色に…。
貯水率も一旦は100%まで増加。
そして数日の放水で徐々に水位が下がりつつある
タイミングでの釣行です。
今回、チャレンジ企画を用意しておりましたが…
訳あって急遽予定を変更。
予定していたチャレンジ企画は次回開催致します。
連日の雨によって流入量が増加し、
濁りが湖全体へ広がっています。
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幸い、バックウォーター付近の水は薄く濁っている程度で
流入水自体は回復傾向にあるとの事。
前回の水中映像にて、バックウォーターで魚の姿を確認していたこともあり、
今回はフレッシュな水が流れ込むポイントをメインに攻めていきます。
2017年7月3日(月)
ポイント:スロープ~上韮生川流入河川
天気:くもり
水温:21.5℃/バックウォーター 17.5℃
使用ルアー:田内→スーパーイラプション & バイズクロー4.5インチ(テキサスリグ) NAOTO→チャンクロー3.5インチ(フリリグ) & ウェイブモーション(ダウンショット)
●AM4:30~AM6:30
スタートは空が明るくなり始める4時30分過ぎ。
上韮生川の流入河川バックウォーターを目指して
ハイスピードで流していきます。
僕は、濁りがかなり強い為、アピール重視の
スピナーベイトを選択します。
NAOTOはチャレンジ企画の兼ね合いでウェイブモーションを選択。
(この時間帯はチャレンジ企画が進行していました…。)
しばらく流していくと、僕のスピナーベイトにバイトが!
岸際の岩にコンタクトさせた瞬間に重さを感じます。
そのまま、巻合わせでフッキング!
ファーストフィッシュは…
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30cm半ばの白いバス。
痩せ型であまりエサを食べれていない様子です。
続いて、NAOTOにもヒットしますが…直ぐにフックアウト。
ブルーギルバイトにも思える小さいアタリだったとの事。
その後も流しながら探りますが、イマイチ反応は良くありません。
僕はルアーをバイズクロー4.5インチのテキサスリグへ変更します。
濁りを意識してワームカラーはブラック!
シルエットをしっかりと出せるカラーです。
狙いは岩や岩盤系を意識していきます。
濁りで水中のストラクチャーは見えない為、
岸の形状を見て、岩があるであろう場所へとキャストを繰り返します。
すると再び僕にバイトが出ます!
小さなアタリの後にラインが手前へと走りだし…
しっかり糸ふけを取ってフッキング!
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1匹目より少しコンディションが良くなりました。
こちらも30cm半ば程。
そして再び反応がなくなります。
気がつけば、流入河川の入口付近。
そのまま、川へと船を進めます。
200mも進むとバックウォーター手前に到着。
すると、ボイルが発生!
あまり激しいボイルではないですが、小魚が追われている様子です。
僕はボイルを無視してテキサスリグでボトムを狙います。
NAOTOはボイル狙いで表層をノーシンカーリグでサーチ。
水面に引き並みを残しながらスイングインパクトファット4.3インチが
泳いできます。
それを見ていると、水面が盛り上がりモワッとバイト。
しかし口に入りません。
表層は濁りが強く、ルアーがあまり見えていなさそう…
と言う事で、クリアな水が流れ込む境目のボトムを
2人で探っていきます。
直ぐにNAOTOのウェイブモーションのダウンショットに
反応が返ってきます!
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可愛いサイズを追加!
ここで僕は水中動画を撮影する事に。
濁りが強くあまり綺麗には撮れていませんが…
やはり魚影は多いようです。
(①一目散に逃げるバス)
(②カメラに興味津々)
(③かなり近づいてきます。)
(④ブラックバスが集まるポイント!)
気づけば、合計30分~40分ほどカメラを回していました!
水中撮影は楽しい!
ポイント:上韮生川流入河川
天気:くもり
水温:21.5℃/バックウォーター 17.5℃
使用ルアー:田内→バイズクロー4.5インチ(テキサスリグ) NAOTO→ウェイブモーション(ダウンショット)
●AM6:30~AM8:30
更に数を伸ばすべく、同じポイントを集中して攻めていきます。
引き続き、NAOTOが順調に連発していきます。
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アベレージサイズは25cm~35cmほど。
痩せ型アフターよりも、回復してきたバスの割合が増えているように思えます。
僕も水中撮影を終えて釣り再開!
チャンネルライン付近をテキサスリグでコロコロすると、
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あと少しで40cmに届きそうな…
でも届いていない30cm後半をゲット!
NAOTOはラバージグでもヒット!
トレーラーは「フレーク ロブスター」です!
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写真では水が濁っているポイントに見えますが…
ボトム付近はクリアな水が流れ込み、
水温も少し低くなっています。
狙うポイントは濁りの境目+地形変化!
しかし、この濁りの境目は時間と放水量の影響で
少しずつ場所が変わっており、
更に見えないボトムの境目は見つける事が困難です。
魚の留まるポイントにルアーが入れば…
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直ぐに反応が返ってきます。
この日は、テキサスリグやラバージグで地形変化と
魚のバイトを探り、何らかの反応があれば、
フィネスリグを投入していきます。
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連続で釣り上げていくNAOTO!
濁りの境目がはっきりと写っています。
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このポイントでジャスト10匹目!
陽も高くなり反応が少なくなってきたので移動する事に。
ポイント:上韮生川流入河川~上韮生川バックウォーター
天気:晴れ
水温:22.0℃
使用ルアー:田内→バイズクロー4.5インチ(テキサスリグ) & スマイルワームダディ(ネコリグ) NAOTO→チャンクロー3.5インチ(フリリグ) & ウェイブモーション(ダウンショット)
●AM8:30~AM10:30
前回行けなかった上韮生川の上流へ向けて船を進めます。
しばらく流していきますが反応なし。
するとここで、この日のトラブルの予兆が現れます…。
エレキのフットペダルを踏むと時折、抜ける様な感覚が。
以前にも同じトラブルで釣りが出来なかった経験があり、
嫌な予感がします…。
しかし、現段階で釣りが出来ない程ではない為、
様子を見ながら釣りを続けていきます。
しばらく進むと、流れ込みを発見!
数日前の大雨で流入量は多く、比較的クリアな
水が流れ込んでいます。
この状況なら魚の居る可能性がかなり高い!
と言う事で慎重に探っていきます。
まずは僕のスマイルワームダディに…
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可愛いサイズがヒットしてくれました!
更にバイズノイジークローでも!
バイズシリーズ、良く釣れます!
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流れ込みを過ぎると再び反応が無くなります。
一応、次の流れ込みまで探りますが…
異常なし!
そして次の流れ込みへと到着!
すると…
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僕のテキサスリグにヒット!
そして3匹目!
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同じ様な写真が増えてきて何が何やら…
兎に角、流れ込みがあれば魚が釣れる状況!
そしてバックウォーターへたどり着きます。
ポイント:上韮生川バックウォーター
天気:晴れ
水温:18.5℃
使用ルアー:田内→バイズクロー4.5インチ(テキサスリグ) & スマイルワームダディ(ネコリグ) NAOTO→チャンクロー3.5インチ(フリリグ) & ウェイブモーション(ダウンショット)
●AM10:30~12:00
こちらのバックウォーターでも濁りの境目は出来ていますが、
規模が先ほどの数倍!
広すぎて狙い所がわかりません…。
何より、魚探で探すも地形変化が殆んどありません。
とりあえず、岸沿いの変化を探ります。
丁度、岩の張り出しに境目が出来ていたので、上流からネコリグを
ドリフトで送り込んでいくと?
小さな違和感が…
ラインを張ってみると、重みを感じます。
スイープに、且つしっかりと合わせを入れると、
ドラグが引き出されます!
PEラインを使用しカバー攻略用に用意したスピニングタックル、
ドラグも強めに設定しているにも関わらず、
勢いよく滑り出していきます!
先ずは魚を沖へ誘導します。
流れに乗って抵抗するバス…
濁りでサイズはわかりませんが、手応え的に
ナイスサイズを確信!
今回こそは…今回こそは…
平常心を装うも心では、
今回こそは…今回こそは…
そして、今回も
今回も…
な結果に終わりました。
この記憶は一瞬で消し去り、リズムを崩さない様に釣り再開。
(この時点で既にリズムは崩壊しています…。)
魚は釣れてくれますが…
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心にはモヤモヤが残ります…。
そして徐々にエレキのペダルが連動せず
空回りする回数が増えていきます…。
ポイント:上韮生川バックウォーター~スロープ
天気:晴れ
水温:22.5℃
使用ルアー:田内→バイズクロー4.5インチ(テキサスリグ) & スマイルワームダディ(ネコリグ) NAOTO→チャンクロー3.5インチ(フリリグ) & ウェイブモーション(ダウンショット)
●12:00~PM2:30
ここからは引き返しながら、流れ込みを再度攻めていきます!
少し時間を空けて入り直すと…
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やはり反応はあります。
がしかし、サイズが伸びません…。
そしてエレキが気になり集中出来ません。
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そんな僕の後ろではNAOTOが魚を釣り上げていきます。
更に事件が発生した様子。
渾身のフッキングでかなりの重量感を感じた魚…
それをラインブレイク…。
しかし、そんな事ですら、耳に入らないほどに
エレキへと気を回す僕…。
「あぁ………切れた………。」
そんな悲しい声も僕には聞こえません。
……………。
まぁ、本当は聞こえていたのですが…。
何とか釣りをしながらスロープ付近まで戻ってきます。
それまでに僕も魚は釣りましたが…
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やはり、エレキを気にし過ぎていた様で、
どうゆう状況で釣ったのか記憶がありません。
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そしてその時を迎えます…。
遂に完全にペダルが連動しなくなりました。
前に進む事が出来なくなり、釣り続行不可能!
とりあえず、手でエレキのシャフトを掴み
向きを変えながらスロープへ向かいます。
少しずつ前に進みながら、何とかスロープへ到着。
時刻は夕方の3時…。
ここで相談タイムに入ります。
この日は釣りを終了するか…
現地でエレキを修理するか…
前回の記事でも書きましたが、このダムは夕方より
パラダイスと化す可能性を秘めています。
議論の結果、満場一致で
釣り再開の希望を持って修理を試みる事に!
しかし、工具がありません…。
と言う事で先ずは工具を買いに行きます!
近くのホームセンターへ買い物に向かうNAOTO…
僕は船上で留守番しながら
約30分、湖上を漂います…。
そして4時前に工具を持ったNAOTOが帰ってきます。
ここから分解開始!
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フットペダルとの連動は以前にも修理しており、
特に問題なく作業できましたが…
それよりも重大な損傷が!
なんと、連動部のギアが割れています…。
流石にこれは現地では修理不可能。
しかし、幸いにもネジを締め直し残ったギアを噛み合わせると、
とりあえずは動くように!
いつ壊れるか分からない状況ですが、
パラダイスを目の前に帰れません!
急いで組み直して再び湖上へ向かいます。
ポイント:スロープ~物部川バックウォーター
天気:晴れ
水温:21.5℃
使用ルアー:田内→バイズクロー4.5インチ(テキサスリグ) & スマイルワームダディ(ネコリグ) NAOTO→チャンクロー3.5インチ(フリリグ) & ウェイブモーション(ダウンショット)
●PM5:30~PM7:00
最後の希望を抱き、物部川バックウォーターへ!
全速前進しますが…
遥か遠くに見えるは壁の様な流木群…。
希望は一瞬にて砕け散ります。
仕方ないので、手前の流れ込みを攻めていきます。
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奥の流れ込みはクリアな水が入ってきており、
規模は小さいながら濁りの境目がくっきりと
確認できます!
そこへルアーをキャストしたのはNAOTO…
流れにのせてラバージグをコロコロコロコロ
そしてフルフッキング!!
手前にあるゴミ溜りの上を滑るように上手くファイトし、
難なくランディング成功!
本日最大サイズの40cmUP!
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エレキトラブルに見舞われながらも、
何とか夕マズメにナイスなサイズをゲット出来ました!
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お互いに1本ずつ追加し、この日の釣りを終えました。
お昼以降、エレキトラブルによって右へ左へ
フラフラと、時には回転をしながらも
何とか1日釣りきりました。
そのトラブルによってまともな釣りが出来ず、
予定していたチャレンジ企画は延期となりましたが…
結果、2人で25匹!
リベンジとはいきませんでしたが、
無事に魚が釣れて一安心です。
翌日は台風3号の進路が気になるところ…。
被害が少ない事を願うばかりです。















